マレーシア移住 第18話 ズー・ネガラ(動物園)   
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ライオンさんも暑くて気怠そう!!


≫ ズー・ネガラ(動物園)

 KLにも動物園はあるはずだと思って地球の歩き方を探しましたが載っていません。いろいろな人に聞いても見ましたが知っている人がいません。ある日、お友達の一人が”子供を連れて行ったことがある。第二環状道路の東の端の方にあるよ!”と教えてくれました。KL全体が入っている大きな地図で捜していると北東の端にズー・ネガラ(国立動物園)を見つけました。地図の一番右上にあって見つけにくい場所でした。
 ZOOは英語と同じ動物園、NEGARAはマレー語で国立という意味です。KTMの駅クアラルンプルの次の北よりの駅がバンク・ネガラです。ここは国立銀行、日本でいえば日本銀行です。ネガラの説明が長くなりましたが、ZOO NEGARAは国立動物園です。
 車が有りませんから、
何とか公共交通機関を使って行けないか、探してみました。LRTのワングサ・マジューと言うところから行けそうです。とりあえずLRTに乗ってワングサ・マジューと言うところまで行ってみました。
  駅を降りて、バス発着場の売店で動物園行きは有るのか聞いて見ました。出ているとの事でしたが次のバスは1時間後だと言います。1時間は待ちたくないので、タクシーではいくらぐらいか聞いて見ました。RM4.5だと言うことでした。タクシーにしました。タクシーは最初にRM4.5で交渉してから乗りました。
 第二環状道路は道幅がたっぷりある行き来の激しい道路でした。10分ほどで動物園の入り口につきました。平日のせいか人影が有りません。
閑散としています。切符売り場でRM10払って入場券を買い、中に入りました。 中に入っても人気が有りません。のんびり回れるので、空いているは大好きです。順路は入って左手の方からでした。最初は水鳥のエリアからです。いきなり写真の様な大きな鳥が歩道を歩いて来ます。背の高さは1m50cmくらい、恐ろしげな容貌の鳥が人をおそれもせず歩いて来ます。思わずよけてしまいました。放し飼いになっていてどこにも説明板が有りませんでしたので鳥の名前は分かりません。不思議な鳥なのでしばらく近くで観察しました。
 池を中心に水鳥のエリアがあり、その続きに水鳥でないない鳥のエリアも有りました。
鳥のエリアをすぎると、鹿のところに来ました。鹿とバクは相性が良いのでしょうか、写真の様に鹿の群れの中にバクが一匹混じって、同じ餌箱に首をつっこんでいます。でもちょっと意外な気がします。
 ライオン、虎と続きます。ライオンは、マレー半島にはいませんが、野生の虎は今でも半島東側やジョホール州辺りに住んでいます。ジョホールの辺りではよく虎が出たと新聞に出ています。
 暑さに強いラクダでもこの暑さにへばるのかと思うと気の毒になります。
森の友、オランウータンは、この国の住人です。毛の長さを見ると北の国の住人の様な感じがしますが、でもマレーの住人です。主にボルネオ島に住んでいます。 カバやキリン、バッファローなど一通りの動物はそろっています。中の順路は広々としていていますが、何かちょっとあか抜けません。国立動物園の予算は十分に出ていないとニューストレイトタイムスに載っていました。こういう場所はもう少し予算を使っても良いような気がします。
それでも私にとっては人が少ない分、ゆったりと出来て気持ちが和みます。
 帰りは思い切ってワングサ・マジューの駅まで歩いて見ました。道々、標識の写真を撮ったり、北の方の山々を眺めたりしながら、30分ほどで駅にたどり着けました。
 動物園の辺りは、KLの北側の山に近く、KLCC辺りの景色と比べ一変します。山が近くに迫っている感じが心地良いです。
 LRTでKLセントラル駅からワングサ・マジューまで35分で着いてしまいます。





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