マレーシア移住 第19話 | シンガポール国境・歩て渡る | ![]() |
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2005年3月15日にビザが切れます。またマレーシアを出なければいけません。かみさんは2週間ほど日本へ帰るため私だけシンガポールへ一人旅です。13日朝ホテルを出発しシンガポールへ、2泊して飛行機で帰ります。 コミューターとLRTを使ってプドラヤ・バス・ステーションまで行きました。すぐ出発できるバスを物色して11時半発のジョホール・バル行きのバスに乗りました。時間通りの出発でした。バス代は一人R20と安いのにナイスバス(シンガポール直行でRM79(2005年6月現在))と同じく3列シートで快適でした。バス会社はインド系で内装もインド、運転手もインド人、従ってバックミュージックもインド音楽とインド責めでした。 街道(高速道路)はがら空き、どこまでも続く椰子の木を眺め、時折うつらうつらしながらの快い旅でした。3時半頃ジョホールバルにつきました。 ジョホールバルの街を歩いてみようと思っていたのですが、国境を歩いて渡るつもりがったので今回は省きました。ジョホールバルのバスステーションの中を見て回ったり、フードコートでコーラを飲んだりしてからすぐにシンガポール行きのバスの切符を買いました。料金はRM2.4でした。KLのプドラヤバスステーションからシンガポールのバスステーションまでRM22.4(672円)で行けることになります。 ジョホール・バルの市内は渋滞中でバスは一寸刻みで進みました。国境は橋で繋がっています。橋の手前がイミグレーションオフィスになっていてそこで一回バスからおろされます。そにままマレーシア側のイミグレーションへ向かいます。込み合っていました。イミグレーションゲートのある部屋は狭く人がいっぱいでものすごい暑さです。待っていても汗がにじみ出てきます。前の人は何で遅いのだろうなどとちょっといらいらしながら待ちました。ところが自分の番に来てストップを掛けられてしまいました。この間の出来事は軽口雑話に書きましたのでこちらをご覧ください。すったもんだの末なんとか出国は出来ました。 出国すると階段を下り、そこでまたシンガポールのイミグレーションの建物までバスに乗ります。いろいろな会社のバスが入って来ますのでバスステーションで買った切符をなくすととんでもないことになりそうです。今回はこのバスに乗らず、歩いて国境を渡りました。 シンガポールへ向かって右側に歩道があり、ここを歩いて渡ります。橋の上から対岸のシンガポールのイミグレーションあたりまで、すぐ目の前に迫って見えます。 |
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本当に近い距離で有ることが実感出来ます。 多くの人がぞろぞろと歩いています。 国境を歩いて渡るというのはちょっとした興奮を覚えます。楽しみながらゆっくり歩いても15分足らずで着いてしまいます。シンガポール側にある大きなコマーシャル映像を映しているテレビ画面が近くなるとシンガポールに上陸です。イミグレーションまでは道なりに行けるようになっています。 シンガポールへの入国は40分も待たされましたが、私は30秒で済みました。マレーシアでのすったもんだに比べると嘘のようです。イミグレーションの建物からバス乗り場に降りて待ちます。すぐにバスが来ました。ジョホールのバスステーションで買った切符を見せて乗ります。シンガポールのバスステーションまで約20分をノンストップで走りました。バスステーションで降りましたが、ここがシンガポールのどの辺か見当がつきません。とりあえず人が歩いて行く方へ向かいました。3分ほど歩くとMRT(地下鉄)のブギス駅に出ました。えらく良いところへ着いてしまいました。宿泊ホテルはサンツアーの松村さんにお願いしてブギスのサマービューホテルをとってありました。ここからすぐのはずです。ブギス駅の交差点の一角にセイユーが有りました。 セイユーのある大通りから道一本裏に入るとフードコートや屋台が続いてあります。そこをくぐり抜けるようにして進むと大通り(ベンクーレン通り)にぶつかりこの道りに面してサマービューホテルがありました。ホテルはビジネスホテル風で気安く泊まれる宿と言った感じです。足の便がよくどこへでも出かけて行けそうです。ここで2泊お世話になりました。 |